皆さん、こんにちは!大西瓦です😊
「屋根の金属が浮いていますよ。このままだと台風で飛んでしまいます。」
突然訪問販売の業者からこのように言われ、不安になった経験はありませんか?
今回ご紹介するのは、訪問販売業者から棟包板金(むねつつみばんきん)の浮きを指摘され、「本当に修理が必要なのか見てほしい」とご相談をいただいた明石市の事例です。
屋根に上がって詳しく調査したところ、棟包板金に浮きは確認できましたが、飛散寸前という状態ではありませんでした。 浮きの背景には、施工方法や経年劣化の影響が考えられました。
ただし、板金表面の塗膜は劣化が進み、内部の下地にも傷みがありました。そこで、お客様がこの先も安心して暮らせるよう、耐久性・耐候性・自然災害への強さを高めた棟の改修工事をご提案し、施工しています。
🏠 築約20年・塗装も済んでいたため、屋根に不安はなかったそうです
今回の現場は、築約20年の戸建て住宅です。築15年頃に外壁・屋根の塗装工事も済ませており、お客様は外装について特に心配されていませんでした。

そんなある日、突然訪問販売業者が訪れたそうです。
お客様からお聞きしたお話
- 築15年頃に外壁・屋根塗装をしたので、悪いところはないと思っていた
- 「近くで工事をしている」という業者が突然訪ねてきた
- 「屋根の金属部材が浮いている。このままだと飛んでしまう」と言われた
- 訪問販売には良い印象がなく、契約はしなかった
- ただ、本当に浮いているようにも見えて不安になり、専門業者へ相談した
突然このような指摘を受ければ、多くの方が不安になります。だからこそ私たちは、まず事実を正確に確認することを何より大切にしています。
⚠️ 訪問販売業者に屋根を見てもらう際の注意点
もちろん、すべての訪問販売業者が悪いわけではありません。ただし、次のようなリスクがあるため、慎重な判断が必要です。
- 「今すぐ危険」と不安をあおられ、その場で契約を迫られることがある
- 点検中に屋根材や板金を故意に傷つけられる悪質な事例も報告されている
- 写真など客観的な根拠が示されないケースがある
- 相場より高額な工事を勧められる場合がある
- 本当に必要な工事か判断できないまま契約してしまうおそれがある
屋根は普段見えない場所だからこそ、第三者として客観的に診断してくれる専門業者へ相談することが大切です!
💡 棟包板金(むねつつみばんきん)とは?

棟包板金とは、屋根の頂上部分(棟)に取り付けられる金属製のカバー部材です。屋根内部への雨水の侵入を防ぎ、屋根材の接合部を保護する、とても重要な役割があります。
- 屋根の頂部から雨水が入り込むのを防ぐ
- 棟下地を紫外線や雨風から守る
- 強風時にも屋根の耐久性を保つ
棟は自然災害の影響や経年劣化が出やすい場所です。指摘を受けたときは、屋根専門店に確認してもらうのがベストです。
🔍 調査の様子|棟包板金の状態は?
屋根に上がって調査すると、既存の屋根材はシングル屋根材で、築年数相応の経年劣化はあるものの、大きな破損は見られませんでした。

お客様が気にされていた棟包板金には、確かに浮きがありました。

ただし、次のような状態から、飛散寸前ではないと判断できました。
- 固定釘は抜けていない
- 板金が大きく変形しているわけではない
- 新築当初から、やや納まりが悪かった可能性がある

一方で、板金表面の塗装塗膜は劣化していました。このまま放置すると、サビの発生や板金自体の腐食につながるおそれがあります。
🔧 ご提案した工事内容|自然災害にも強い棟へ
現時点で飛散被害は起きていませんが、今後は次のような被害が想定されました。
- 強風による飛散やめくれ
- 塗膜劣化による板金本体の腐食
- 上記に伴う屋根本体への二次被害
お客様からは、「今後また訪問販売が来ても、『専門業者できちんと工事済みです』と安心して言えるようにしたい」というご要望もありました。そこで、次の内容で棟包板金の交換をご提案しました。
- 既存の棟包板金と下地を撤去する
- 下地には樹脂製の下地材を採用する
- 棟包板金はガルバリウム鋼板製を採用する
- 固定にはパッキン付きビスを使用する
🏗️ 施工の流れ
① 既存の棟包板金を撤去し、木下地の状態を確認

既存の板金は釘固定だったため、一本ずつ丁寧に釘を抜きながら撤去しました。
板金を外すと、内部は木下地で、次のような状態でした。


- 結露によると思われる水染みがある
- 木材自体がもろくなっている
- ビス固定部付近にひび割れがある
木下地は安価で扱いやすい反面、劣化しやすいという弱点があります。このまま再利用するのは難しく、強風時に何らかの被害が出るおそれもありましたので、新しい下地へ交換します。
被害が出る前に工事ができたのは、お客様にとって良いタイミングでした。

撤去した板金や木材などの廃材は、その日のうちにすべて持ち帰り、適切に処分しています!
② 樹脂製下地「エコランバー」を取り付け
新しい下地には、木材ではなく、フクビ化学工業㈱の「エコランバー」を採用しました。

エコランバーは再生樹脂を使用した下地材で、次のような特長があります。
- 腐食しにくく、長寿命
- 吸水しにくく、経年変化が少ない
- ビスの保持力に優れる
- 比較的安価
- 木材よりメンテナンス性が高い

施工では、等間隔でビス固定する、下地の通りを真っ直ぐ合わせる、屋根材を傷つけない、高さを均一にする、緩みがないか確認するといった点に気を配り、新しい棟の土台をつくっていきます。
③ ガルバリウム鋼板製の棟包板金を取り付け

下地が完成したら、㈱トーコー製のガルバリウム鋼板製棟包板金を取り付けます。
- ガルバリウム鋼板で、サビに強い
- 紫外線による色あせが少ない
- 軽量で、屋根への負担が少ない
- 耐候性・耐久性に優れ、長期間メンテナンスコストを抑えられる
施工では、板金の重なり寸法を十分に確保する、屋根材との隙間を最小限にする、端から端まで真っ直ぐ納めることを意識しています。仕上がりの美しさにもつながる大切なポイントです。
④ 重なり部にシーリングを充填

板金同士が重なる部分には、シーリング材を充填しました。
- 吹き降りの雨や豪雨の際に雨水が入り込まない
- 強風による飛散被害の軽減につながる
- 板金の取り合いの浮き上がりを予防できる
仕上がると見えなくなる箇所ですが、この一工夫が施工後の安心を大きく左右します。
⑤ パッキン付きビスで強固に固定

固定には、従来の釘ではなくパッキン付きビスを採用しました。
- 緩みにくく、抜け落ちにくい
- 強風でも飛散しにくい
- パッキン付きのため、防水効果が高い
✅ 施工完了!自然災害にも安心できる棟に生まれ変わりました
すべての工事が完了しました🎉

今回の工事のポイントは、次の3点です。
- エコランバーによる耐久性の高い下地
- ガルバリウム鋼板製の棟包板金による耐候性に優れた棟
- パッキン付きビス固定による自然災害への備え
お客様からは、「これで今後も自然災害などに不安にならず過ごせます。訪問販売業者が来ても『専門業者でしっかり工事しています』と言えるので安心です」と、嬉しいお言葉をいただきました😊
❓ 棟板金・訪問販売の屋根点検でよくある質問
Q. 訪問販売で「屋根が浮いている」と言われたら、すぐ工事が必要ですか?
すぐに契約する必要はありません。まずは屋根専門店に写真付きで現状を確認してもらい、本当に工事が必要かを判断することをおすすめします。今回のように、浮きはあっても飛散寸前ではないケースもあります。
Q. 棟包板金が浮く原因は何ですか?
釘の緩みや抜け、下地の劣化、施工時の納まり、経年劣化などが考えられます。今回は固定釘の抜けはなく、施工方法や経年劣化の影響が考えられる状態でした。
Q. 棟板金の下地は木と樹脂のどちらがよいですか?
木下地は安価で扱いやすい反面、結露や雨水で劣化しやすい弱点があります。樹脂製下地は腐食しにくく長持ちしやすいため、長期的な安心を重視する方には樹脂製がおすすめです。
Q. 塗装をしたばかりでも、棟の点検は必要ですか?
はい。塗装していても、下地や固定状況までは改善されません。築年数にかかわらず、定期的な点検をおすすめします。
📞 明石市・加古川市・神戸市周辺で棟板金の交換・屋根点検をお考えなら大西瓦へ
「訪問販売に屋根を指摘されて不安」
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どんなご相談でも、まずはお気軽にお声がけください😊
大西瓦では屋根診断士・自然災害鑑定士が在籍しており、現地の状態を写真付きでわかりやすくご説明したうえで、本当に必要な工事だけを正直にご提案しています。無理な営業は一切いたしません。
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株式会社大西瓦は、明石市・加古川市・高砂市・姫路市・加古郡を中心に、屋根修理・雨漏り修理・瓦工事・屋根葺き替え・カバー工法・漆喰工事・棟瓦補修・雨樋工事を手掛ける地域密着の屋根専門店です。
全日本瓦工事業連盟加盟店として培った技術と経験を活かし、お客様のお住まいの状態に合わせた最適なご提案を行っています。ドローンを活用した屋根点検や自然災害後の調査にも対応し、見えない屋根の状態も分かりやすくご説明いたします。
保有資格・認定
・日本屋根診断士
・自然災害鑑定士
・宅地建物取引士
・足場組立作業主任者
・ケイミューROOGA施工管理者
・石綿等取扱い作業従事者
・石綿作業主任者
・一般建築物石綿含有建材調査者
・JUAVAC認定 UAVフライト技術証明
・クレーン運転(5t未満)特別教育修了
・地域密着だからできる安心対応





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