前回の現地調査から、いよいよ葺き替え工事がスタートしました
皆さん、こんにちは!大西瓦です(=^・^=)
前回は、明石市の雨漏りにお困りだった日本家屋の現地調査の様子(こちらをクリック)をご紹介しました。
調査の結果、
- 屋根全体の経年劣化
- 雨樋の歪みやサビ
- 棟まわりの老朽化
- 雨漏りの発生
などが確認されました。
お客様からは「できるだけ費用を抑えながらも、これから先安心して住める屋根にしたい」とのご要望をいただきました。
協議を重ねた結果、今回は屋根を根本から改善するため、瓦屋根の葺き替え工事を行うことになりました。
今回はその第一段階となる、瓦と葺き土の撤去作業の様子をご紹介します。
まずは既存瓦の撤去作業からスタート
最初に行うのは、屋根に葺かれている瓦の撤去作業です。既存屋根材は、いぶし瓦です。

瓦屋根は見た目以上に重量があり、一枚ずつ丁寧に取り外していく必要があります。
特に今回のお宅は、昔ながらの日本家屋らしく、のし瓦が何段にも積まれた重厚な屋根でした。
そのため一般的な屋根よりも撤去する瓦の量が多く、安全管理を徹底しながら作業を進めました。
葺き替え工事で撤去するのは瓦だけではありません
瓦を撤去すると、その下から大量の土が現れました。
これは昔ながらの瓦屋根に使われている「葺き土(ふきつち)」です。
葺き土とは?
葺き土とは、瓦を固定するために使われていた土のことです。

現在の瓦工事では桟木工法が主流ですが、昔の日本家屋では土の上に瓦を施工する土葺き工法が一般的でした。
土葺き工法は断熱性や調湿性に優れていましたが、
- 屋根が重くなる
- 地震時の負担が大きい
- 雨漏り時に下地が傷みやすい
という特徴もあります。
そのため葺き替え工事では、この葺き土もすべて撤去する必要があります。
200㎡の屋根から大量の葺き土を撤去
今回のお宅は約200㎡の大きな屋根でした。
瓦を撤去した後は、残った葺き土を少しずつかき集めて撤去していきます。


文章で書くと簡単ですが、実際にはかなりの重労働です。
土を集めて土嚢袋へ入れ、屋根から搬出する作業を何度も繰り返します。
地道な作業ですが、この工程を丁寧に行わなければ次の工事に進むことができません。
葺き土を撤去して初めて見える下地の状態
土をすべて撤去すると、ようやく屋根の下地が見えてきます。

実は雨漏り調査において、この瞬間が非常に重要です。
瓦の上からでは分からなかった劣化や腐食が、この段階で初めて確認できるからです。
今回も下地を確認したところ、一部で劣化が進んでいる箇所が見受けられましたため、必要な箇所は撤去しています。

また、古い日本家屋では長年の雨漏りによって野地板や下地材が傷んでいるケースも少なくありません。
葺き替え工事は、新しい屋根材を施工するだけではなく、こうした見えない部分の不具合を発見し改善できることも大きなメリットです。
⚠️ 下地が傷んだ屋根は踏み抜きにも注意
下地調査では安全面にも十分注意が必要です。
劣化が進んだ部分は強度が低下しており、誤って体重をかけると踏み抜いてしまう危険があります。
そのため作業中は屋根を支えている垂木の位置を確認しながら移動し、安全を確保しつつ調査と撤去を進めました。
葺き替え工事は見えない部分が最も重要です
完成後の屋根を見ると、新しい屋根材ばかりに目が行きます。
しかし実際には、
- 瓦の撤去
- 葺き土の撤去
- 下地の確認
- 傷んだ部分の補修
といった見えない工程こそが、屋根の寿命を左右します。
私たちは完成後には見えなくなる部分だからこそ、丁寧な施工を心掛けています。
▶️ 次回予告|下地補強工事へ
瓦と葺き土の撤去が完了し、屋根の下地が見えてきました。
次回は、「傷んだ下地の補修と新しい野地板の施工」の様子をご紹介します。
雨漏りを繰り返さない屋根づくりのために欠かせない重要な工程ですので、ぜひ次回もご覧ください!
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株式会社大西瓦は、明石市・加古川市・高砂市・姫路市・加古郡を中心に、屋根修理・雨漏り修理・瓦工事・屋根葺き替え・カバー工法・漆喰工事・棟瓦補修・雨樋工事を手掛ける地域密着の屋根専門店です。
全日本瓦工事業連盟加盟店として培った技術と経験を活かし、お客様のお住まいの状態に合わせた最適なご提案を行っています。ドローンを活用した屋根点検や自然災害後の調査にも対応し、見えない屋根の状態も分かりやすくご説明いたします。
保有資格・認定
・日本屋根診断士
・自然災害鑑定士
・宅地建物取引士
・足場組立作業主任者
・ケイミューROOGA施工管理者
・石綿等取扱い作業従事者
・石綿作業主任者
・一般建築物石綿含有建材調査者
・JUAVAC認定 UAVフライト技術証明
・クレーン運転(5t未満)特別教育修了
・地域密着だからできる安心対応






