みなさん、こんにちは!大西瓦です(⌒∇⌒)
前回のブログでは、明石市の和瓦(釉薬瓦)屋根の葺き替え工事として、瓦と葺き土の撤去・構造用合板12mmによる野地板補強までをお届けしました。今回はその続き、天井裏の清掃から防水紙・瓦桟・谷板金の設置までの中編レポートです✨
「葺き替えってこんなに工程があるの?」と驚かれる方もいらっしゃいますが、ひとつひとつの工程に大切な意味があります。今回もわかりやすくご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
工程① 野地板をくり抜いて天井裏を徹底清掃!


瓦と葺き土の撤去が終わったら、次は少し意外な作業が待っています。それが天井裏の掃除です!
今回の現場では、野地板の一部をくり抜いて天井裏にアクセスし、長年にわたって蓄積されてきたホコリや汚れをしっかり取り除きました。
「なんで屋根工事で天井裏を掃除するの?」と思われるかもしれませんが、これには大切な理由があります。古い瓦屋根の場合、葺き土や瓦の粉塵が天井裏に少しずつ落ちて堆積することがあり、そのまま放置すると通気性が悪化したり、湿気がこもりやすくなったりする原因になります。
せっかく大がかりな葺き替え工事を行うタイミングですから、見えない部分もしっかりきれいにしておく。これが大西瓦のこだわりです!
️ 工程② 構造用合板12mmで野地板を増し打ち補強!【施工中】

天井裏の清掃が完了したら、前回に引き続き構造用合板(コンパネ)12mmを野地板に増し打ちする補強作業を進めていきます。
大屋根・下屋根ともに合板をしっかり固定し、新しい屋根材を長持ちさせるための強固な土台を整えていきます。 この補強作業があることで、屋根全体の剛性・耐震性・防水性能が大幅にアップします。地味に見えますが、葺き替え工事の品質を左右する非常に重要な工程です!
✅ 野地板補強、完了!【施工完了】
大屋根・下屋根ともに構造用合板の増し打ちが完了しました これで新しい屋根材を支えるための下地がしっかり整いました。この段階でしっかり補強しておくことが、10年・20年先の屋根の状態を左右します。
️ 工程③ ゴムアスファルトルーフィング(防水紙)を敷設!


野地板の補強が終わったら、次はいよいよ防水紙の敷設です。今回使用したのは「ゴムアスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)」という高性能な防水シートです。
ゴムアスルーフィングは裏面に自己粘着性を持つ防水シートで、一般的な防水紙と比べて密着性・防水性が格段に優れています。 屋根材(瓦)の下に敷かれるこの防水シートは、万が一瓦の隙間から雨水が入り込んでも、屋根内部への浸透をしっかりブロックしてくれる二重の守りです️。
大屋根・下屋根ともに端部の立ち上げや重なりに注意しながら、全面にわたって丁寧に敷き込んでいきます✅ この防水紙の品質と施工精度が、長期的な屋根の防水性能を大きく左右します。
工程④ 瓦桟(かわらざん)の取り付け!


防水紙の敷設が完了したら、次は「瓦桟(かわらざん)」の取り付けです。
瓦桟とは、瓦を固定するために防水紙の上に等間隔で横方向に打ち付けていく細長い木材のこと。この瓦桟に引っかけるようにして瓦を一枚ずつ葺いていくため、瓦の位置・角度・固定力を正確に決める非常に重要な部材です。
瓦桟の間隔がずれると、瓦の並びが乱れたり、固定が甘くなったりする原因になります。大屋根・下屋根ともに正確な間隔を保ちながら、丁寧に打ち付けていきます。
⚡ 工程⑤ ガルバリウム鋼板製の谷板金を設置!

瓦桟と並行して、「谷板金(たにばんきん)」の設置も行います。
谷板金とは、屋根面同士が交わって低くなっている「谷」の部分に設置する板金のこと。屋根に降り注いだ雨水を集めて排水口へ流す、いわば「屋根の排水路」のような役割を担っています。
今回使用したのはガルバリウム鋼板製の谷板金です。ガルバリウム鋼板は錆びにくく耐候性に非常に優れた金属素材で、現在の屋根工事における谷板金のスタンダードな素材です 雨水が集中しやすい谷部分だからこそ、耐久性の高いガルバリウム鋼板を選ぶことが長期的な防水性能の維持につながります✨
次回はいよいよ瓦の施工へ!完成が楽しみです
今回は天井裏の清掃から防水紙・瓦桟・谷板金の設置まで、葺き替え工事の「防水の土台づくり」の工程をご紹介しました 次回の後編では、いよいよ新しい瓦の施工から完成までをお届けします!どんな仕上がりになるのか、ぜひお楽しみに✨
葺き替え工事は「見えない工程」ほど大切!
今回ご紹介した天井裏の清掃・下地補強・防水紙の敷設・瓦桟の設置…どれも完成後は瓦の下に隠れて見えなくなる部分です。でも、こうした「見えない工程」をどれだけ丁寧に行うかが、屋根の耐久性・防水性・長持ち度を直接左右します。
大西瓦では、見えなくなる部分こそ手を抜かない施工をモットーにしています。「屋根をしっかりリフレッシュしたい」「そろそろ葺き替えを検討したい」という方は、お気軽にご相談ください 現地調査・お見積りは無料で承っています!





