伝統建築が立ち並ぶ近江商人の街 滋賀県五個荘 三州いぶし瓦 第4弾!(滋賀県)

伝統建築が立ち並ぶ近江商人の街 第4弾!
伝統建築物の屋根リフォーム~三州いぶし瓦屋根葺き替え工事~
H28年9月下旬~10月下旬 滋賀県東近江市五個荘 入母屋屋根リフォーム工事

 

【工事内容】
・既存瓦(三州いぶし瓦)撤去処分
・アスファルトルーフィング(防水紙)敷設
・屋根葺き替え工事(三州いぶし瓦葺き入母屋)棟、壁のし含む
・軒先一文字瓦
・隅棟
・降棟
工期:1か月

 
↓↓第1弾↓↓2015年04月17日付の記事↓↓
伝統建築物の屋根リフォーム 一文字瓦葺き替え工事

 

↓↓第2弾↓↓2016年03月03日付の記事↓↓
伝統建築が立ち並ぶ近江商人の街 滋賀県五個荘 三州いぶし瓦

 

↓↓第3段↓↓2016年09月14日付の記事↓↓
伝統建築が立ち並ぶ近江商人の街 滋賀県五個荘 三州いぶし瓦

 

 
第1弾、第2弾、第3弾のつづきからの工事になります☆
 

【施工中】
施工中①ゴムアスルーフィング敷設中!
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施工中②瓦あげ瓦桟打ち完了!
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施工中③軒先「一文字瓦」つけました(*^-^*)
s4103cimg3011【大西瓦からの豆知識】
一文字瓦は鏨(タガネ)と呼ばれる道具を使って左右の瓦とのつなぎ目を削って合わせていくのですが職人さんの技術と手間が必須!この作業を丁寧に行わない限り、左右の合わせ部と下のラインがキレイに揃わない屋根になってしまいます(>_<)軒先一文字瓦が一般の万十軒瓦と違って高いのは匠な職人技が必要とされるからなのです(*^▽^*)

 

 

 

施工中④軒先一文字瓦をもう1枚!THE☆職人技をご堪能くださいませ~
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施工中⑤入母屋の中の壁際ののしを積んでいます↓
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施工中⑤雪止め瓦をつけました↓
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施工中⑥下り棟をつけるところです(*^▽^*)
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施工中⑦南蛮(なんばん)で棟の土台をつくっています(*^-^*)
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施工中⑧のし瓦を積んでいます↓
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施工中⑨本棟施工中!
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施工中⑩大面のしを積んでいます↓
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施工中⑪降棟の付け根(本棟と降り棟が合流するところ)施工中!
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施工中⑫隅棟施工中!
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施工中⑬
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【After】
施工後①降り棟完成!
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施工後②入母屋の中の袖瓦をとりつけました!
s41011cimg3023袖瓦部分は軒先一文字同様、鏨(たがね)やサンダーを使い瓦同士を擦り合わせる【匠】な職人技が必要です!
滋賀県東近江市五個荘の伝統瓦屋根のリフォーム工事は何年も前から大西瓦が携わらせて頂いております!(^^)!
伝統の和瓦においては高度な施工技術と、瓦の素材を熟知したプロフェッショナルな技巧が必要とされます(*^▽^*)
ということで!!
国家資格である【かわらぶき技能士1級】保有者の職人が施工させて頂きました(*^▽^*)
瓦屋は、「心・技・体」を持ち合わせるナイスガイな男達が集まらないと成り立たない職業でもあります(笑)。良い屋根工事業者選びには「ナイスガイ」を見分ける目が必要です!(^^)!

 

 

 

施工後③THE☆袖瓦の職人技をアップ写真でご覧ください!
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施工後④本棟完成!
s41015cimg3054一段目:大面のし(=大きい面積ののし瓦)
二段目:大面のし
三段目:のし瓦
四段目:のし瓦
五段目:のし瓦
六段目:のし瓦
七段目:のし瓦
八段目:のし瓦
九段目:冠瓦(=棟の最上部に載せられ雨仕舞いをする瓦のこと)

 

 

 

施工後⑤降棟の付け根部分完成!
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施工後⑥隅棟完成!
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施工後⑦隅棟と降棟の完成全体写真をどうぞ!
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施工後⑧隅棟トンネル↓
s41021cimg3058【大西瓦からの豆知識】
隅棟は緩やかな跳ね上がりの調整とこのトンネル施工が非常に難しく、ここでもTHE☆職人技が必要とされます!(^^)!隅棟にどうしてトンネルをつくるのか?と言いますと、雨が降った際に雨水を流すためです(*^▽^*)

 

 

【お客様のご要望】
伝統建築や日本建築の瓦を扱える職人や業者が減少している昨今。特殊な瓦工事技術が必要であること、大規模であること、工事実績があることなどの評価により、過去に伝統日本建築物件の工事のご依頼をいただいた取引のある建築会社様からのご依頼でお仕事をさせていただけることになり、何年も前から大西瓦にこちらの伝統瓦屋根のリフォーム工事をお任せいただいております!(^^)!

 

【大西瓦から一言】
近江商人の起源は、鎌倉・南北朝時代にまでさかのぼるといわれていますが、戦国時代の終わり、近江を治めた織田信長による安土城下の「楽市楽座」をはじめとする商業基盤の整備が、のちの近江商人の繁栄に大きく貢献したといわれています。商売で財を成した近江商人の屋敷や庭園が残るこの街並みは、伝統建築ファンにはたまらない貴重な日本伝統建築物郡の一つではないでしょうか。立派な塀や木々に囲まれ、広大な敷地の中に建つとお城のような屋敷が立ち並ぶ荘厳な街並みは何度訪れても映画の中にタイムスリップしたような気分が味わえます♪来年はなんと!司馬遼太郎先生原作「関ケ原」も秋に公開予定とのこと!ロケ地は滋賀県でも行うとの前情報でしたが参加された近江の方いらっしゃいますか?HP更新しておりますわたくし大の歴史ファンでして中でも司馬遼太郎先生の大ファンなので来秋が楽しみでしかたないです(笑)司馬先生で一番のおススメ作品は迷うことなく「燃えよ剣」ですが「関ケ原」も大好きです(*^▽^*)関ケ原はわずか半日で合戦が決着してしまいますが、この合戦までの家康と三成の心理戦といいますか知略戦が描かれており、島左近や、義勇の将大谷吉継が超カッコよく描かれております!日本人は判官贔屓といわれますが私も典型的な賊軍派で(;^_^A  関ケ原では「西軍」。幕末は佐幕派が好きです(;’∀’)←この矛盾をよく指摘されますが、すべては判官贔屓だから。ですませています(笑)
近江は三成の出身国でもありますが、なんと!小早川秀秋の出身国でもあるんですね!雌雄決する役者2人が近江出身なところにも「近江」の街にロマンを感じます(*^▽^*)

 

屋根のリフォーム業者大西瓦としましては、「一文字瓦」の重厚感と精密な作業によって瓦職人が丹精こめて重ね築いた屋根瓦のお屋敷の数々に訪れた際はテンション上がりまくり!となってしまうしだいです☆彡
 
今回も重厚感と高級感を演出するのにもってこいの瓦を使用した屋根工事!日本のブランド瓦のひとつでもある三州いぶし瓦を使い、屋根の葺き替えリフォーム工事をさせていただきました(*^▽^*)
 
 
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今回施工した写真を使った違いをご覧ください☆彡
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我が町☆兵庫県では万十軒瓦が一般的です(*^-^*)
 

先ほどの一文字軒瓦と比べますと〇部分の下で左右の合わせ目を隠す構造になっています。
左右の瓦の合わせ作業は必要ないので、コスト的にはお値打ちになります。
日本瓦は軒先部分や、袖瓦部分などの部位ごとにコダワルってオリジナルに仕上げることができるのも魅力ですね。
そんな屋根を見つけてしまうと私は大興奮してしまいます(笑)。

 

 

 

来年またまたお邪魔させて頂く予定です(*^▽^*)当ホームページをご覧くださり、大西瓦の垂れ幕などお見掛けになった際は是非お声かけくださいませ(^◇^)
otcj25g2yqta2d2n一般的なお家の外のリフォーム工事全般も!伝統瓦屋根のリフォーム工事も、是非☆是非☆安心実績の大西瓦にお任せください!(^^)!

 

 

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